Excel 条件付き書式の活用 1
今回は、条件付き書式の説明をします。
目次
条件付き書式では、何が出来るの?
条件付き書式を、選択するとこのようなメニューが表示されます。
セルに、様々な条件を指定してより資料を見やすくしたり
作業の効率化をすることが出来たりします。
今回は、
このメニューの中の
「セルの強調表示ルール(H)」を解説していきます。
セルの強調表示ルール(H)だけでも、
多くのことが出来ます。
一つ一つ見ていきましょう!
指定の価より大きい(G)...&指定の価より小さい(L)...の解説
選択するとこのような画面が表示されます。
実際に使用していきます。
このようなデータがあります。
果物の値段が、¥70以上のものをわかりやすくしたいと思います。
条件を指定するセルを選択します。
選択後、条件付き書式を選択していきましょう。
ここに、条件である¥70を入力します。
※書式設定で、表示を通過にしているので70と入力します。
OKを選択します。
¥70より大きい数字のセルへ色が付きました。
このように、データを仕分けることが出来ます。
因みに、
矢印の部分は、仕分けたデータの色などを変更することが出来ます。
好みで選んでください。
指定の価より小さい(L)の使用方法の同じです。
同じような画面が出るので、
指定の数字を入力してOKを選択します。
先ほどの範囲で、
色を変えて、仕分けてみましょう。
注意
大きい値も、小さい値も、以上、以下ではありません。
指定した数字は含まれません。
以上、以下にしたい場合の説明は下記で行っております。
※大きい数字も小さい数字も70で行っているので、¥70は含まれていません。
このように、条件付き書式を組み合わせることもできます。
条件付き書式を以上、以下で仕分ける方法
上では、こちらのデータを70より大きい値、小さい値で仕分けてみました。
今度は、70以上70未満で仕分けていきます。
先ほど、条件付き書式を設定した範囲を選択します。
選択したら、条件付き書式の「ルールの管理(R)...」を選択します。
現在の選択範囲に設定されている条件つき書式のルール一覧が表示されます。
現在は、2つのルールがあります。
今回は、70以上に設定したいので、
下のルールを選択します。
変更したいルールの上で、ダブルクリックします。
このような編集画面が表示されました。
赤枠で囲んだ部分が、「次の価より大きい」となっています。
赤枠の部分を選択すると、
メニューが表示されます。
この中から、「次の価以上」に変更します。
変更したら、OKを選択します。
OKを選択すると先ほどの一覧の画面に戻ります。
ここで、右下にある
適用を選択します。
適用が薄くなり、押せなくなりました。
この段階で、条件付き書式の変更がExcel上に適用されました。
再びOKを選択してください。
先ほど、70にルールの適用がされていませんでしたが、
今度は、しっかり適用されました。
以下のやり方も同様の手順で行うことが出来ます。
まとめ
数字の計算で、条件付き書式でデータを視覚で仕分けることが出来れば、資料としても見やすくなります。
Excelの多くの機能を利用して、見やすい資料作りを心掛けましょう!
条件付き書式の解説は長くなりますので、今回はPart1とさせて頂きます。