Excel セルの移動&入力 2
今回の記事は、前回の「セルの移動&入力 1」の続きになります。
目次
「Enter」での移動方法
「セルの移動&入力 1」の記事で、
「Enter」での移動方法に
「Enter」を押すと下に一つ移動
「Enter」+「Shift」で上に一つ移動と説明致しました。
ですが、「Enter」には、もう一つの移動方法があります。
「Tab」を使用して、横に移動しながらデータを入力していた場合です。
このように、右に移動しながらデータを入力した場合
「Enter」での移動方法がかわります。
このまま、「Enter」を押してみましょう。
わかりましたか?
G3がアクティブでしたが、「Enter」を押すと、C4のセルがアクティブになりました。
連続するデータの場合、入力初めのデータの下のセルに移動します。
この、移動方法を覚えておけば、表を作成するときに、より手早く作成することができます。
次の行でも同じです。
このように、移動しながら、データを入力できます。
範囲選択中のセル移動
範囲選択をしていた場合の「Enter」、「Tab」の移動は次のようになります。
「Enter」
「Shift」+「Enter」
「Tab」
「Shift」+「Tab」
セルの移動 始まりと終わりの選択
このようなデータがあります。
マウスで、選択してアクティブセルを移動させてもいいですが、
上記のデータがさらに、増えた場合移動が大変です。
カーソルキーで一つ一つ移動するのはさらに、時間がかかります。
Excelは、データの始まりと終わりのセルに瞬時に移動する方法があります。
現在は、〇データの左上(A1)がアクティブになっています。
では、このアクティブセルを〇データ、A列の終わりに移動してみましょう。
「Ctrl」+「↓」を押します。
すると、
アクティブセルが、A1から、A5へ移動しました。
もう一度、
「Ctrl」+「↓」を押してみます。
今度は、×データへ移動しました。
このように、「Ctrl」+「←」、「↑」、「↓」、「→」で、
任意の方向の始まりと終わりのセルに移動することができます。
「Ctrl」を使用した移動は、自動でデータのあるセルを探してくれるので大変便利です。
連続したデータが無かった場合は、次の移動のデータの始まりを選択します。
もし、移動方向にデータが見つからなかった場合は、こうなります。
Excelで、データの入る限界の行
1048576行まで、飛んでいってしまいます。
右に移動した場合も同様に、
こうなります。
まとめ
「Enter」での移動が複数あり、また「Ctrl」を使用した移動方法もあります。
慣れるまで、操作が大変だと思いますが、慣れてしまえばより早く作成することが出来
るようになります。
まずは、適当にデータを入力して、アクティブセルを移動させて遊んでみましょう。
頑張って覚えようとすることは、良いことだと思いますが、気を張らずに操作を楽しん
でみましょう。
最初は、いろいろ動かしてみて、こんな動きをするんだ!と発見を楽しんでみてくださ
い。
覚えれば、仕事もはかどりますが、一番大切なことは、続けることです。
継続は力なりということわざがあるように、継続していけば自由に使えるように
なります。
焦らず、自分のペースを大切にしてください。