Excel 関数で簡単な計算をしてみよう。
今回は、Excelで簡単計算を行う方法を解説します。
目次
計算式の入力方法
セルにそのままデータを入力しても計算されません。
Excelで計算を行うための入力方法は、
=を使用します。
Excelで、上の画像の数字を全て足してみます。
足した合計値は、現在アクティブになっている、B2セルへ行います。
※出力先は、どこでも大丈夫です。
まずは、
C2の151とC3の183を足してみましょう。
B2セルへ「=C2+C3」と入力してください。
入力すると、このように合計値が出力されました。
このまま、全て足してみましょう。
全て足す場合は、
C3の後にC4+C5+・・・と続けていけば計算できます。
ここに、入力していきましょう。
入力が終わったら、Enterを押します。
全ての合計値が出力出来ました。
足し算・・・「+」
引き算・・・「-」
掛け算・・・「*」
割り算・・・「/]
で計算できます。
ただ、一つ一つ計算するのは、めんどくさいですよね
そこで、関数を使用して一括で計算します。
オートSUMを使用して合計値をだそう
ホームタブの編集グループにあります。
先ほどの数字をオートSUMを使用して、計算してみましょう。
計算したい範囲を選択します。
範囲選択の方法はこちらで説明しています。
範囲選択をしたら、
このオートSUMをクリックします。
すると
185の下に合計値が出力されました。
SUM関数はどんなものかと理解するために、
合計値が出力された、セルを選択してください。
選択すると、このような式が入っています。
これは、
=・・・計算式
SUM・・・足し算
(C2:C9)・・・SUMの範囲
を表しています。
先ほどの範囲選択の計算だと任意のセルに出力できません。
ですが、この計算式を使用すれば、任意のセルに合計値を出力できます。
任意のセルに合計値を出力してみましょう。
任意のセルに合計値を出力する。
今回は、A1のセルに出力してみましょう。
A1のセルを選択します。
そして、
A1のセルに
=SUM(C2:C9)
と入力してください。
A1のセルに、合計値を出力することが出来ました。
他の関数
オートSUMのアイコンには、ほかの関数もあります。
Σオート関数の横の▼をクリックしてください。
合計(S)
平均(A)
数値の個数(C)
最大値(M)
最小値(I)
その他の関数(F)
とメニューが出てきます。
その他の関数は、また別の記事で紹介します。
それぞれの関数を使用してみると、
こうなります。
合計値は、
SUM関数使用していて、数字を足して合計を出力します。
平均は、
AVERAGE関数を使用していて、数字の平均を出力します。
数値の個数は、
COUNT関数使用していて、入力されている数字の個数を出力します。
最大値は、
MAX関数を使用していて、最大値を出力します。
最小値は、
MIN関数を使用していて、最小値を出力します。
どれも、SUM関数と同じように、
=関数(範囲)で使用できます。
まとめ
今回は、基本的な関数に触れてみました。
関数は、全部で476種類あります。
数が多いので、覚えるのは大変だと思いますが、
今回の基本的な関数を使用出来れば、作業は大分楽になります。
関数を使用しなくても、
Excelで資料は作成できます。
関数は覚えれば便利というだけなので、ゆっくり覚えれば大丈夫です。
このブログでは、いずれ関数一つ一つを取り上げて解説するつもりです。
必要なとき、一つ一つ見て頂けたら幸いです。