高速通信技術 5Gとは?

こんにちは

さきちです。

 

5Gという言葉はかなり浸透してきたと思います。

今までにない高速通信技術のことです。

 

5Gが普及すると、世界は更に変わります。

 

通信が早くなるんでしょ?と思っているだけではいけません。

 

5Gとは?

どんなものなのか?を解説したいと思います。

 

目次

 

 5Gとは?

 

5Gの謳い文句として、超高速大容量通信超信頼・超低遅延とされています。

Gというのは、Generationの略で

Generationは、「世代」という意味です。

つまり、5Gとは第5世代の通信技術になります。

 

第5世代ということはもちろん第1世代~第4世代まで存在します。

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1G(第1世代)

始めて携帯電話を使用出来るようになったアナログ通信技術のことです。

日本では、1985年~から使用されています。

 

お笑い芸人の平野ノラさんが芸で使用している電話です。

肩にかけて持ち運ぶごつくてデカい携帯電話です。

 

「OK!バブリー!」の時代ですね

 

私はまだ生まれていませんでした。

ですが、当時ではとても画期的な技術です。

 

外出時でも、電話することが出来るようになったのです!

 

日本では、2000年(平成12年)9月TACS方式のサービスの終了に伴い、

1Gのサービスが終了しました。

 

2G(第2世代)

アナログ通信からデジタル通信に切り替わった通信技術です。

1993年~から使用されています。

まだ、私は生まれていません。

 

2Gになり外出時でも、メールやWEBの閲覧が出来るようになりました。

 

日本では、2012年7月にサービスを終了しました。

 

3G(第3世代)

3Gから聞いたことがあるという方も多いと思います。

3Gからは、通信速度の違いになります。

 

3Gの通信速度は、約14Mbpsの速度で通信が出来るようになりました。

通信速度が上がったことにより、

情報プラットフォームが閲覧できるようになりました。

日本では、2001年~から使用されています。

 

2Gとの違いは、

2Gでは情報が沢山あるWEBは閲覧することが出来ませんでしたが、

3Gで閲覧できるようになったのです。

 

そんな変わってない

と思うかも知れませんが、

この頃からWEBで「検索」するということが一般的になりました。

 

3G技術は、日本ではまだ使用されていますが続々と終了していく予定です。

 

3.5G&3.9G

3Gの進化版です。

 

3.9Gは限りなく4Gに近い通信速度になるため4Gと表記されることもあります。

通信速度は、~100Mbpsの高速通信となります。

 

4G(第4世代)

馴染みのある通信技術です。

今お使いの携帯電話で使用されている通信技術です。

日本では、2012年~から使用されています。

通信速度は、100M(メガ)bps~1G(ギガ)bpsの超高速通信となります。

 

この世代になると、

スマホでゲームをしたり動画を視聴したりなど出来るようになりました。

 

通信速度が上がったため、Youtuberなどの職業が成り立つようになりました。

 

 

5G(第5世代)になると、どうなるのか?

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ここまでは、簡単に今までの世代のおさらいをしてきました。

では、5Gになるとどうなるのか?を見ていきましょう。

 

5Gの通信速度は、10G(ギガ)bps~最大値100G(ギガ)bpsとされています。

4Gの通信速度の100倍以上の通信速度です。

世代 通信速度
2G(第2世代) 2.4K(キロ)bps~28.8K(キロ)bps
3G(第3世代) 約14M(メガ)bps
3.9G ~100M(メガ)bps
4G(第4世代) 100M(メガ)bps~1G(ギガ)bps
5G(第5世代) 10G(ギガ)bps~100(ギガ)bps

 

1000K(キロ)=1M(メガ)

1000M(メガ)=1G(ギガ)

 

とてつもない通信速度です。

 

どうなるか?

  • 映画を数秒でダウンロード出来る
  • 遅延がなくなる
  • 同時接続台数が増える
  • 遠隔医療

です。

 

映画を数秒でダウンロード出来る

4Gでは数分、数十分などの時間をかけてダウンロードしていたものが数秒でダウンロードすることが出来るようになります。

 

遅延がなくなる

通信に遅延がなくなるため、オンラインゲームのラグが無くなったり、車同士の通信により、自動運転技術が発達します。

 

同時接続台数が増える

回線には限りがありますが、5Gでは4Gに比べて同時接続台数が増加します。

これにより、Iot技術が発達してスマホでより多くの家電を操作できるようになります。

 

遠隔医療

5Gの技術を応用すれば、

医師による遠隔診断や遠隔手術も可能になると言われています。

 

 

簡単に説明すると

このような違いが存在します。

 

5Gの仕組み

 

5Gの通信技術は、eLTE(enhanced LTE)と呼ばれる低周波とNew Ratと呼ばれる高周波が組み合わさって使われます。

 

5Gの謳い文句である、超高速大容量通信超信頼・超低遅延はNew Ratで使われている技術です。

 

LTEは4Gの電波のことで、eLTEはその進化系です。

 

New Ratは直線的にしか電波が進めないため、壁などですぐに遮断してしまいます。

つまり、5Gの超高速大容量通信超信頼・超低遅延が使えるようになるには、

中継アンテナを沢山設置する必要があります。

 

本格的にサービスが開始するには、もう少し時間がかかると思います。

 

超高速大容量通信超信頼・超低遅延の問題点

超高速大容量通信超信頼・超低遅延が使えるNew Ratには、約30GHzくらいのミリ波と呼ばれる高周波が使われています。

 

30GHzの周波数はどのくらいかと言うと

電子レンジに使用されている

300MHz~300GHzのマイクロ波に当てはまると言われています。

 

実際にどうなるのか解りませんが、スマホから5Gの周波数が無数に放出されると

電子レンジの中で生活しているのと変わらない状態になるかもしれません。

 

電子レンジの周波数は、分子運動とイオン運動により物質を加熱することが出来ます。

 

この高周波は、アメリカでは兵器として研究されていたこともあるぐらいです。

 

革命的な技術ですが、恐ろしい技術であるかもしれません。

 

日本のマスコミでは、このような報道は一切しません。

 

何故か?

5Gが導入されることで、利益をもたらすことが出来るからです。

 

通信会社も同じです。

身体に悪影響がある可能性があることを言いません。

 

気になる方は

「5G 健康被害

と検索してみてください。

 

総務省

「無線通信に使われている電波の健康への影響で、現在はっきりしているものは熱作用に関連するもののみです。熱作用により健康に悪影響が生じることはありません」

 

と否定はしています。

 

ですが、現段階で健康被害がるのかは確認されていません。

 

日本ではほとんど報道されていないが、2000年代に入ってから携帯電話基地局周辺では、不眠や頭痛、耳鳴り、めまい、吐き気などの体調不良を訴える人が有意に多いことが、フランス、ドイツ、スペイン、ポーランド、イラン、エジプトなど各国の疫学調査で報告されてきた。 

2019年、電磁波の被害が急増するおそれ 懸念される第5世代移動通信(5G)のリスクとは (1) | 電磁波からいのちを守る全国ネットからの引用

 

世界では?

 

世界では、5Gの導入を禁止する国も存在します。

  • ベルギー
  • イタリア
  • スイスのボード市
  • アメリカのサンフランシスコ市

などです。

 

また、気象衛星を共同で運用している米国海洋大気庁(NOAA)や米国航空宇宙局(NASA)は5G衛星に反対

 

アメリカの研究者、アーサー・ファーステンバーグさんは

1月25日に一斉に5Gに抗議するよう呼びかけ、

世界35カ国でデモや会議など260以上の抗議活動が展開されました。

5G電磁波 本当に安全か 加藤やすこ① NASAも反対 - きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影からの引用

 

 

まとめ

 

5Gによる健康被害の意見は、真っ二つに分かれています。

ですが、日本のマスコミはこのような報道はしていません。

 

もし、健康被害があるのなら?

健康を害してまで、高度な通信技術は必要ですか?

 

私が口を酸っぱくして言っているように、あなた自身の情報の価値を見つけてください。5Gは、あなたの価値ある情報を手に入れるために良い練習になると思います。

 

5Gは自分にとってどうなのか?

一つの情報に囚われず、様々な角度で情報を見てください。